筋トレとうつ病の関係
度々議論になることがある「うつ病には筋トレ」実際どうなのか。結論から言うとわかりません。
じゃあこの記事なんなの?というと私が思っていること。これはうつ等の対策には効果があるのではないかということを少し書いておこうと思いました。
前置きとして私はうつ病ではありません。正確には診断を貰ってないだけで色々な症状からうつ病にかなり近い状態かなと思っています。一応「心因性」と付くような心の病気からくる病持ちであったり、人が多く集まるような場所に恐怖を覚えるような病気ではあります。
- 時間
まず筋トレを行うにあたって時間には縛られません。好きなとき好きな時間、気が向いたときにおこなって行けばよいものです。勿論この時間におこなえばより効率的に筋肉がつく時間もあります。
私は筋トレを行う過程でもうちょっと効果が欲しいと求めた結果、決まった時間にジムへ行くようにもなりました。
それまでは人混みを避けて夜中に行きました。
最近では会員になってしまえば24時間365日いつでも使用可能なジムが多くあります。こちらから接しに行かない限り誰も話してくることもほとんどなく、完全に自分のペースで出来ます。
人と関わることが億劫な人でも時間を選べば静かにひとりでジムにいくこともできます。
- 呼吸
筋トレの中には呼吸があります。例えば重いもの(バーベル等)を持ち上げるとき一瞬で息を吸いながら上げてそこで止め、ゆっくりと息を吐きながら下ろしていく。
この呼吸、実はリラックスするときや神経が活発になってリラックスしたいときにおこなう呼吸のリズムに近いのです。「4-7-8呼吸法」等を聞いたことがある人もいるでしょう。4秒で鼻から息を吸い、7秒息を止め、8秒かけて口から息を吐くという動作を行います。人は息を吸う際には交感神経を刺激し、吐く際には副交感神経を刺激します。副交感神経が活発になったとき人はリラックスした状態に近づくことができるのです。
筋トレをしているうちにそれに近い呼吸を行って体に呼吸のリズムをつけることが効果あるのではないかと思っています。
- 成功体験
うつ病や心が暗くなっているとき何を考えますか?「何をしてもうまくいかない」というビジョンが多いのではないでしょうか?息抜きとして趣味を始めてみてもそれもうまくいかない…当然です。趣味で行うものの大半は早くても1か月、大抵3か月、1年かかってやっと目に見えて成果が出てくる人もいます。大抵の趣味なんてそんなものです。
それをいったら筋トレもそうだろうと思う人もいるかもしれませんが、その通りなのです。明らかに変わったと感じるまで3か月はかかります。じゃあ成功体験ってなに?というと重量や時間にあります。
重量は身体が目に見えて変わらなくても目に見えるように変わってくれます。
昨日3キロの重りを上げれたけど5キロを上げられるようになったとすぐ目で見て確認できます。そんなことか?と思うかもしれませんがこれ重要なのです。気持ちが暗くなってるときはこれ本当に意味あるのかよ…となんでも半信半疑で取り組まなければいけないからです。
時間に関しても同様です。プランクという姿勢をキープするだけの簡単なトレーニングがあります。誤解のないようにいえば、実行することは道具不要で簡単ですが、実際は結構キツイトレーニングです。それは基本的には10秒1セットから始める人が大半だと思いますが、1秒刻みでも時間が伸びていくと嬉しいものです。
長い人だと40秒以上やる人もいるとか。
まとめると、目に見える変化に気付かなくても目で見えるようにしてくれているから自分のやることに「意味」を見出せる嬉しさがあります。
- 眠れる
疲れるので当然といえば当然かもしれません。
- お風呂
結構心がしんどい時期はお風呂に入るのがきつくなります。そこで汗をかいたりするのでお風呂に入ろうと思えます。お風呂にもいろいろなリラックス効果があるので、一度入ってしまえば心の回復の手助けになると思います。(汗をかなりかいたあとのお風呂の気持ち良さを味わった瞬間、ジム行ってお風呂入ったというその行動だけでかなり生活が充実しているような気分になれます。)
- 筋肉痛
痛みです。リストカットがなぜ起こるのかご存知でしょうか?直接に自殺願望から来るものだけではありません。目に見えない心の痛みを目に見えるものにしたり、「痛み」によって自分が生きている実感を得たりといった目的があります。
その危険な行為によって生み出す痛みの代わりとして、筋肉痛もありなのでは?と思っています。少なくとも筋肉痛のとき「生きてる」と感じることは度々あります。
取り敢えずいま思いつくものは書き出しました。
途中から「筋トレ」が効果あるというより「ジム」が良いというような話になった気がします。家で気持ちが暗くなっているなら環境を変えたり、外に出るきっかけにもなるのでジムにまず行ってみるというのはありだとは思います。
入会時にスタッフと関わる以外は基本的にひとりなので入ってしまえばハードル低いです。
よく筋トレと鬱の話になると「脳筋がバカいってる」と頭ごなしに批判する声も多く観られますが、何か自分の知らない分野にこそ変わるキッカケがあるのかもしれないと思って少し耳を傾けてみるのもいいかもしれません。
一応、以上の事は私が実感したことに基づいて書いたもので、医学的に筋トレは効果があると証明されたものではないので、ご了承ください。
それとジム等も良いですが、たまに日光を浴びに散歩も挟むと良いと思います。
それでは。
有料配信ライブと捻れた気持ち。
(元々は有料配信ライブはちょっと高額だなというものだけ書くつもりでした)
最近はコロナの有料のライブが増えた。
観客も入れるようになったが、配信も継続してくれてる。
地方在住の私にはありがたいことだ。
しかし料金が高いのがネックだった。だいたいは現地価格の半額。
実際に現地に行けば遠征費用もかかるし、配信の準備にかかるお金のことも考えれば確かに納得できることかもしれない。
しかし現地でライブを参加することで得られる経験と、配信でライブを見る経験には価格の異常の差がある。
現地のメリット
・音響
・空気
・ファンサ
音響は言うまでもなく現地の大型スピーカーで場所によっては360度から感じる立体的な音響、スピーカー越しとはいえほぼ生の声。それは家でかなりのお金を掛けて機材を揃えたとしてもまだ及ばない。
空気は実際に現地に行ったことが一度でもあればわかる。テンションの上がり方が違う。周りの「楽しい」という空気に包まれる。それだけでどんなセトリだろうが、コンテンツに対して浅い知識だろうが楽しめる。
ファンサはSNSを見ている人なら一度はこういうものを見たことがあるかもしれない。「〇〇がこっちをみてくれた!」「明らかにこっちに手を降ってくれた!」など。実際、演者さんがあとからこの応援グッズ持ってくださった方にはこっそり手を降ったり目線持っていっていたなんて漏らすこともある。
おまけでいえば配信ライブにはネット環境というデメリットがある。
どんなに良い回線と言われようが時には止まるし接続が安定しないということはある。大事なところで止まるかもという不安を抱えながらライブを見ることもある。
こちら側の回線の問題ではないが、配信トラブルで曲が最後まで聞けなかったことがあり気持ちが途切れたりしたこともある。
以上のことなど考えると配信ライブはやはり現地に大きく劣ると思っている。それ故に私は配信ライブの半額がやや高く感じている。
配信ライブがある以前はライブに行けなかったらブルーレイ発売まで観れた人、観れなかった人で大きな格差があり、観れなかった人はネタバレを貰うので当然初見の楽しみも薄れる。それにまだ一度も見てないライブに2万円以上出してブルーレイを買うのもなかなか負担だった。
そういう意味では情報の遅れがなくなり、SNSでも話がわかるので劣等感は感じづらくなるはずだった。
しかしそうじゃない。寧ろ劣等感がより強くなったかもしれない。
ライブ後に現地で見ていた人との間に熱の差を感じる。自分も楽しんだはずなのに、その数億倍は楽しんだという気持ちがSNSの簡素な文からヒシヒシと伝わってくる。元々SNSでの人との交流も下手くそな私は、誰ともライブがどうだったかとか話すこともなく孤独感を感じるに過ぎなかった。
例えるならひとりで映画を見て見終わったらそそくさと出てきた感覚だった。しかし映画は皆等しくスクリーンで見る。だからSNSを見れば同じく映画を同じ環境で見た人たちと感想を共有できるので少し違うかもしれない。
そういう思いもあって配信ライブなんていっそ無くなって白黒はっきりしたほうが気持ち的に楽になるのかもしれない等考えてしまうところもある。
ここまで読んで
「いや、配信ライブはあるべきだ!そんなに文句があるなら買わなければいいだろ!」と思われた方もいるだろう。私もそう思う。
そこまで文句がありながら何故配信ライブを見ようとするのか。それは後半に書いたように見られる人間との格差を埋めたかったからだ。
しかしそれはSNSの話についていくための情報が欲しかっただけなのではないかと気づいた。情報を得るためだから高く感じるのではないかと。もちろん前半に書いた3つの要素「音響、空気、ファンサ」という現地の大きな恩恵が受けられないにも関わらず半額にしかならないという考えを持った上でそう感じている。
SNSをやめてしまえばそういうことも感じなるかもしれないとも思うし、心の持ちようかもしれない。
今後も自分に無理のない範囲でコンテンツを応援して行きはしたいのでライブは見たいと思ったら見ては行きたいと思う。
ただ少し安くなったら嬉しいかもしれないという気持ちが複雑に捻れて今回書いたようなこと思い浮かんだ。
自分がどうしていきたいのか、最終的に決めるのは自分だからこれからに関しては考えていきたい。
ここまでもし読んでくださった方がいましたら、本当にありがとうございます。ほとんど愚痴のようなことになりました。
推しているコンテンツはバンダイナムコ大手コンテンツとその周りになります。
また何か書きます。